| 幼児用ヘルメット |
自転車に幼児を載せるときのヘルメットの非着用率は95%程度あるとのことです。 20人のうち19人はヘルメットを使っていないということになります。
ところで転倒率は3〜4人に一人くらいというデータがあるということです。 幼児といっても2才にもなると10kgを越えてきます。 そんな重たいものが自転車の比較的上部に乗っかっているということは、バランス上安定しているとはいいづらい状態です。 当然のことながら転倒事故の発生率は3から4人に1人というデータもあるそうです。
そして、転倒した場合に幼児が怪我をする場所の比率は、 頭部44% 脚部25% 顔部13% 腕部11% 等となっています。 頭部と顔部を併せると57%となり、半分以上の確率で「あたま」をぶつけることとなります。
自分のこととして考えてみて下さい。 立った状態で、まっすぐ横に倒れ、手をつかずにいたときに頭にどれだけの衝撃が来ると思いますか。 「試してみる度胸」がありますか。 私はありません。 死にたくないですから。
自転車に「乗せられている」子供は、そんな危険な状態に置かれているということです。
「自転車に同乗する幼児の安全対策及び乗車定員に関する調査研究」というものが発表されています。 その中でヘルメットの有効性についても検証が行われています。 P136に概要が書かれていますが、SG規格に適合した幼児用ヘルメットを着用することで、文字どおり「桁違い」に衝撃を軽減できることが確認されています。 SG規格の幼児用ヘルメットといっても高価なものではありません。 3千円程度もあれば購入できるようなものです。
たった3千円程度の出費で子供の頭を、脳を、将来を、命を、守れる可能性が格段に上がるということです。 今、地方自治体単位で幼児用ヘルメットに関する取り組みがなされつつあるようです。 京都府では条例を改正して、この4月1日から幼児用ヘルメットの着用を義務づけるとのことです。 自治体によってはヘルメットを配布するところもあるそうです。
子供を後部に乗せ、自転車を押して歩いている親が通路の角を左に曲がるとき、自転車を左に倒し、子供は左に乗り出し、結果として通路の角に顔をを強打するという事故現場に居合わせたことがあります。 その頃は独身で子供の安全なんてことを考えたこともありませんでした。 子供の親となった今、危険はどこにでも、思わぬ所にある、ということを怖く感じています。
考えたつもりでも抜けがあります。 それでもできるだけ考えを働かせて、危険を回避し、また危険が生じたときの安全策をとっておくことに注意しているつもりです。
自転車については、子供乗せ専用自転車を購入しました。 同時にヘルメットも購入し、必ず着用させるようにしています。 子供を守ることは親にとって守るべき義務であるはずです。
それ以前に、子供を守りたい、という気持ちがあります。 子供の悲しい事故が少しでも減ることを祈っています。
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